本日１月29日（金）、午前8時50分より１・２年生の「オンライン授業の試行実験」を実施しました。

なにしろほとんどの教職員にとって初めての「双方向の動画配信による授業」の試行ですので、１・２年生の各担任は緊張の表情で朝から端末の準備等に追われていました。

しかし、いざ8時50分前後になると次々に担任の操作するパソコンの画面上に、クラスの生徒たちが現れ始めました。

思わずパソコンの画面に向かって手を振りながら、担任の先生にも笑顔が溢れます。
一人一人に声をかけるうちに、先生方の緊張もほぐれていきました。

１・２年生の担任以外の先生方は、それぞれのHRクラスに分かれて実施の状況を興味深く見学されていました。

画面を見ながら、１・２年生の担任は生徒の出席確認をします。

ほとんどの１・２年の生徒の「オンライン授業の試行実験」への参加を確認することが出来ました。
当初私が想定していた以上の生徒の参加数に驚くとともに、意外にスムーズに試行を実施できたことに教職員一同、少し自信を持つことが出来ました。

事前に生徒たちには、 自宅にインターネットに接続できる端末がない場合は、今回の試行に無理に参加する必要はないことをアナウンスしておりました。
中には、寝坊してしまったり、自宅にWi-Fi環境がなく月末で端末の通信容量を使い切ってしまったために今回参加できなかった生徒もいました。

今回の実験結果を元に本校では、急な「臨時休校」への対応や来年度以降の通常時の授業計画を先生方とともに検討していきたいと思っています。
本日の試行実験への参加およびご協力ありがとうございました。

なお、現在本校では、来年度に向けて以下の準備をすすめておりますので、現在スマートフォン等をお持ちでないお子様もご安心ください。

① 全校生徒に一人一台のChromebook端末の配布
② 全HR教室のWi-Fi環境の整備

（ただし、校内のWi-Fiは、配布するChromebookからのみ利用可能な設定となります。）