家庭科「フードデザイン」

最近の家庭科「フードデザイン」での取り組みをお伝えします。 

  7月1日(木)「みんなで考える朝食教室」

健康で豊かな生活を送るためには、毎日の栄養バランスのとれた朝食を摂る必要があります。そこでヨーグルトを使ったコールスローサラダとカレーにゅうめんを授業で作りました。
コールスローサラダは、野菜を切り茹で、それにヨーグルトドレッシングをかけて出来上がり。カレーにゅうめんは、野菜・ベーコン等を炒め、カレー粉・トマト・とりがらスープを加え煮ました。そして塩・醤油・ヨーグルトを入れ、それを茹でたそうめんにかけて出来上がり。
生徒は手際よく2つの料理を作りました。8名の地域の方と本校PTA会長が、この調理実習を参観されました。高校生が予想以上に男女とも「手馴れた感じ」で料理するのを見て、感心されておられました。
出来上がった2品を地域の方と一緒に試食。一部、少し味が薄いとの声もありましたが、地域の方・生徒ともに満足する出来栄えと味でした。
地域の方々は「ご馳走様でした。美味しかったです。自宅で早速作ってみます。」、「毎月やっている高齢者のひとり暮らしの方のお食事会メニューの参考にします。」などの感想をいただきました。
参加いただき、ありがとうございました。

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 6月24日(木)「地域の名店の技と味を学ぶ」

「御菓子司 ほづみ」の 笠原 豊 様を講師に練り切り作りの実演と生徒への指導をしていただきました。
始めにお店で売られている錬り切りを見て、その出来栄えにクラスの雰囲気が一変。「きれい」、「すごい」という歓声の中に「食べたい」という声も・・。 
次に、事前に準備いただいた漉し餡を求肥(ぎゅうひ:蒸すかゆでた白玉粉や餅米の粉に、砂糖や水飴を加えて練ったもの)で包み、へらの縁を使って瞬く間に菊の花の形になっていく様子にまたまた生徒たちは、感心することしきりでした。
漉し餡と求肥を生徒に配るために一定の大きさに手で分けていく正確さとスピードも生徒に大きな驚きを与えていました。
実際に自分で作ると、その難しさ、特に菊の花の形にする作業に四苦八苦する生徒たち。熱心に“コツ”を質問する生徒も多くいました。
何とか自分のができ、班毎に味見をしました。苦労して作っただけあって「食べるのもったいない。」、「持って帰りたい」という声が。
笠原様は、指導の中で職人のプライドや仕事することの大切さ、社会人としての心構えなどをさらっと生徒たちにお教えくださいました。お忙しいにも関わらずご指導いただき、生徒たちも大変感謝していました。ありがとうございました。
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