13-226号 ありがとう福島の防災リーダー高校生有志の皆さん

今回も225号につづき、224号の募金活動につながる出会いの紹介です。

投稿題にあります有志の皆さんの正式名称は、『福島大学うつくしまふくしま未来支援センター こども支援部門防災リーダー育成プロジェクト運営員会内 防災リーダー育成プログラム参加高校生有志の会』です。

8月24日(金)に、はるばる福島から女子高校生2名が本校に募金活動の義援金を届けに来てくれました。この活動について、送られてきた趣旨説明の一文をご紹介します。

福島県の子どもたちは、未曽有の災害と呼ばれる東日本大震災を通して様々な体験知を得ることができました。その体験知を発信するだけでなく、将来、また、どこかで災害が起きたときに「自分らしさを生かし、他者と協働しながら積極的に防災に関わることができるような人になってほしい」という願いを込め、福島大学うつくしまふくしま未来支援センターこども支援部門では「防災リーダー育成プログラム」を実施しています。

このプログラムでは、被災地見学や災害対応キャンプ、避難所運営模擬体験等を通して、防災に関わる知識や技術を身につけるだけでなく、自分らしさを認識したり他者との協働の大切さを感じたりしながら、自分にできることを行動に繋げる力を高めています。

大阪北部地震発生後、本プログラムに参加している高校生たちが「東日本大震災の時の恩返しがしたい。私たちに出来ることをやってみよう」という想いを高めました。高校生有志の自主的な話し合いにより、8月10日~19日の10日間、福島で募金活動を実施することが決定し、募金活動を始めています。

本部門といたしましては、高校生の想いや行動が目に見える相手に繋がってほしいと考えました。高校生たちは「同じ世代の高校生のお役に立つことができれば」と思っておりますので、ぜひその気持ちを受け止めていただければ幸いです。  

短い時間でしたが、本当に心のこもったお話を聞くことができました。

また、最後にはお手紙までいただき、同世代の高校生たちがつながり、この日本を未来を切り拓いていくのだろうなぁ と夢と力をいただきました。遅くなりましたが、福島大学うつくしまふくしま未来支援センターの皆さま、並びに有志の高校生諸君、そして募金していただいた福島の方々に、13-224号でアップいたしました本校での募金活動の報告と併せて、心よりお礼申しあげます。

ありがとうございました。