202号 新学期スタート

本日(4/8)より、平成26年度第一学期がスタートしました。

新学期のあいさつ文を掲載します。

いつも話している、「茨西PRIDE」志をカタチに 自ら気づく人の意味ついて説明します。

「茨西PRIDE」の意味

自分は、茨木西高校の生徒であると自覚をして行動することを言います。

山田くんが傘差し運転していたと指摘したり、指導するのは茨木西高校の生徒であったり、先生です。それ以外の人は、茨西の生徒が傘差し運転していたと言います。また、山田くんや若林さんが、部活動に励んだ結果近畿大会に出場した時には、茨木西高校の山田くん・若林さんが近畿大会に出場しましたと表現されます。

つまり、在学中の行動は、いち個人の行動ではなく、常に茨西の生徒であると自覚して行動しているかと言うことです。 

「志をカタチに」の意味

心に思い決めた目的や目標を実現することです。終業式に「うさぎと亀」の話をしました。そして、目標を立てることが大事だと話しました。

 「自ら気づく人」の意味

 これは、言葉通りですが、一番難しい事だと思います。学校生活では、部活動や友達作りも大事ですが、一番大事なことは、授業すなわち学習です。どんなに部活動をがんばっても、友達100人いても、学習をおろそかにしていれば留年してしまい、学校生活を続けられなくなるという事態も起こります。もう少し勉強していたら、第一志望の大学に行けたのに、進級できたのにと思った時、気づいた時は、もう遅いのです。

高校生活の目標をしっかりと立て、その実現のために自分のすべきこと理解して行動することが重要です。 

例えば、立命館大学の経済学部に進学して、三菱商事に勤めて海外で日本の技術力を広めるという目標を立てたとします。

 そのために、授業も含めて1日8時間以上勉強すると決める。部活動もしていれば、家庭学習の時間も決まってきます。手帳やカレンダーに8時間できた日に丸をつける。 

 例えば、高校を卒業して、福祉関係の仕事につき少しでも人の役に立ちたいと言う思いを持ったとします。

 卒業できれば良いだけでは、その先の進路が見えてきません。福祉の仕事とはどういうものかを調べる。ボランティア活動に積極的に取り組む、自分の進路を見据えた科目選択をする。1年間のやるべきこと表にして、毎月の取組を書き込み、できたら丸をつける。 

 例えば、高校生活の目標は、部活動で大阪代表をめざすであれば、当然部活動に励むことが一番になるでしょう。しかし、部活は放課後や土日の活動です。毎日の授業がいい加減では、先ほど言ったように高校生活が送れなくなってしまいます。

 朝練・自主トレの時間を設定し、できたらカレンダーに丸をつける。それと同時に毎日の学習ノートをつける。 

つまり、「茨西PRIDE」志をカタチに 自ら気づく人  とは

 自分が、茨西でできることややりたいことをしっかりと見つけて行動する。その行動は、茨木西高校生として評価を受けることを自覚しているみなさんの事です。

 以上で、平成26年度新学期のあいさつと致します。

平成26年度4月8日 大阪府立茨木西高等学校 校長 山田 亨