200号 うさぎと亀

本日(3/20) の三学期終業式でのあいさつです。

みなさん おはようございます。そして、進級おめでとうございます。

多くの皆さんは、欠点科目も無く進級されましたが、残念ながら欠点科目を持ったままの人もいます。春休み中から、追認指導や追認課題が出される科目があると思います。しっかりと取り組んでください。特に新3年生となる2年生のみなさんは、進路実現と卒業という大きな目標があります。実際に、進路が決まっていたのに卒業できなかったという例はあります。

1年生のみなさんは、2年生になると新しく学習する科目や、内容がより難しくなるものなど、1年の時と同じ学習態度では、学年末なって後悔する事になります。

さて、話は変わりますが「うさぎと亀」の童話は、みなさん知ってますよね。

亀が、うさぎに世界一遅いと言われて、それなら競争してみようと持ちかける話です。結果は、うさぎが油断して寝てしまい負けてしまいます。ところで、亀は、何故うさぎに競争しようと言ったと思いますか?

みなさんは、どう考えますか?

陸上部キャプテン、2-6 多島くん どうですか?  (勝てると思ったから) 

京都洛南高校の桐生選手が、君の前に現れて「多島君、競争しないか」って言われたら、どうする?  断る それとも競争する。

(競争します。) (正解) 

 うさぎと亀なら、誰が見てもうさぎが勝つに決まっている。そんな勝負を亀は、なぜしようとしたのか?  亀は、初めからうさぎと勝負するのではなく、自分の立てた目標にチャレンジしてみようと思ったからではないでしょうか

山の麓のゴールまで、自分のペースを崩さずにたどり着けるかどうか挑戦してみようと思ったのだと思います。

一方のうさぎは、どうせのろまな亀だから、負けるはずはないと初めから考えていた。だから、途中で寝てしまった。つまり、どうせ勝つと思っているから競争するための目標がないそのために、大失敗をしてしまった。 

童話には、教訓が隠されています。「うさぎと亀」には、目標や目的をしっかりと持って、どれだけ時間が掛かろうとも地道に努力をしたもが勝つということを教えているのだと、私は思います。

去年行けたから、今年も大丈夫、別に頑張らなくてもなんとかなる。これでは、失敗します。「今年は、絶対に遅刻をしない」、「大阪大学に合格する」、「近畿大会に出場する」なんでも良いから目標を立てる事です。目標を立てたら、全力で取り組み、必ず達成するという気持ちを持ち続ける事です。

私の目標は、「茨西PRIDE 志をカタチに 自ら気づく人を育てる」です。まだ、達成できていませんが、みなさんの中には、本当に頑張っている人がたくさんいます。今年度最後の「茨西PRIDEバッチ」を1-1の谷川裕亮くんにあげたいと思います。谷川君、舞台に上がってください。

(谷川君は、部活動もがんばっているけど、学習面でも優秀な成績を修めています。) 

平成25年4月から、私が「茨西PRIDE 志をカタチに」したなと思う生徒を独断と偏見で選んで表彰してきました。谷川君で、6人目です。3年生が4人、2年生1人、1年生1人です。

We can challenge. 以上で終業式のあいさつを終わります。