13-53号 子は親の鏡

IMG_1302テスト直前となりました。中間テストの反省を受けて集中して取り組んでいることと思います。

話は変わりますが、昨日、ヒョンなことから妻から紹介された、ドロシー・ロー・ノルト著の「子どもが育つ魔法の言葉」の中の『子は親の鏡』の詩です。恥ずかしながら私は知らなかったのですが、2005年に皇太子が誕生日に朗読して日本で大ブレイクしたようですが、37ヶ国語に翻訳されるミリオンセラーだそうです。

『子は親の鏡』
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、 子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる
【 「子どもが育つ魔法の言葉」より、ドロシー・ロー・ノルト著 石井 千春訳 PHP研究所

 

7月に発行される予定のPTA新聞『葦若』にも書きましたが、子育ては本当にむつかしです。

ドロシーおばさんが書いたこの詩のように接することができればどれだけ幸せでしょうか。ただ、この詩は子どもたちが接する私たち大人が、「子どもにきちんと向き合えるような生き方をしてますか?」と問いかけているようです。