178号 教育長賞を授与

本校では、校長賞として「茨西PRIDEバッチ」と表彰状を授与していますが、11月に「教育長表彰」という制度ができました。 

学校生活の中で特に善い行いや優れた功績のあった者の中から、各学校の教育目標等に照らし表彰に値すると認められ、校長の推薦を受けた者が、対象者です。

そこで、ひとりの生徒を推薦しましたところ、この度 めでたく受賞が決定しました。3年7組 塩田 君 です。

塩田君は、みなさんも知ってのとおり前期の生徒会長として、茨西PRIDEを持って、校内に留まらず地域や校外の様々な行事に参加してくれました。

まさに、「茨西PRIDE 志をカタチに 自ら気づく人を育てる」を実践してくれた生徒である思い推薦しました。

本日(12/24)の終業式で授与いたしました。

177号 二学期終業式あいさつ

みなさん おはようございます。

今年も後一週間です。みなさんにとってどんな1年でしたか?

1年生のみなさんは、前期・後期という入試を体験し晴れて高校生となり、さまざまな期待を膨らませながら過ごした1年だと思います。しかしながら、せっかく入学した茨西を様々な理由で去って行った友がいます。クラブを頑張ろうと思ったのに辞めてしまった人がいます。

2年生のみなさんは、高校生活にも慣れ「茨西祭」を楽しみ、部活動も中心選手として活躍していると思います。しかしながら、21名が欠点科目を持ったまま進級しました。追認考査は、多くの人がクリアしましたが、2年次の科目で欠点が増えている生徒が少なくありません。遅刻・欠席も1年の時より多くなった人も多いと思います。

3年生のみなさんは、6月の体育祭での応援演技にクラス一丸となって取組んだり、最高学年として、クラブを引っ張って来たことと思います。既に進路決定している人もいると思います。しかしながら、このままでは卒業が難しい人もいます。38名が追認考査を受けましたが、11名がまだ欠点科目を持ったままです。また、進路が決まってから、学校生活に熱が入っていない人もいます。 

10月、11月と授業見学を実施しました。校長・教頭が見に来ているので、いつもと違うぞと感じた人も多くいた反面、先生の問いかけや指導に無反応で寝ている人もいました。特に強く感じたことは、空いている席があれば座って見学していたのですが、空席が無いクラスがあるかと思うと、いつも4、5人いないクラスもありました。 

二学期になって、遅刻者増えています。南門に立っていると8:時35分で、生徒の流れがピタッと止まります。ああ みんな遅刻せずに登校しているなあと思っていたのに毎月の遅刻者数は、増える一方です。おかしいなと思って、分析してみると一学期は遅刻者が全クラスで平均、毎日一人いるかいないかでしたが、二学期は、ほぼ2名の計算になります。

そして、遅刻してくる人は大体同じ人で、ひどい人は昼から平気で遅刻してきます。

 学校は、ひとりが勝って気ままに過ごすところではありません。集団生活を通して、あいさつ・服装・遅刻など基本的生活習慣を学び、社会人としての常識を身に付けるための学問を学ぶ場所です。それがどういうことか分かりますか? 

人は、自分以外のたくさんの人間と関わりながら生きて行かなければなりません。

その時に、人間として「恥ずかしい生き方をしない」ことが大事です。そのためには、

① うそをつかないこと

② 盗みをしないこと

③ 騙さないこと

④ 約束を破らないこと

⑤ 差別をしないこと

⑥ いじめをしないこと     

だと私は思います。何度も同じ事を言いますが、私のめざす学校像は、「茨西PRIDE 志をカタチに 自ら気づく人を育てる」です。気の緩みや過ちは誰にでもあります。大事なことは、それに気づき改めることができるかどうかです。どうか忘れないでください。